爆サイ.comは、地域に特化した日本最大級のローカルコミュニティサイトです。
爆サイ.comにおいて誹謗中傷等の投稿がされた場合、投稿者の特定は、以下のような流れで行います。
爆サイ.comは、地域に特化した日本最大級のローカルコミュニティサイトです。
爆サイ.comにおいて誹謗中傷等の投稿がされた場合、投稿者の特定は、以下のような流れで行います。
まず、爆サイ.comから、投稿者のIPアドレス等の開示を受ける必要があります。
爆サイ.comには、「捜査関係事項照会」というページが用意されており、弁護士であれば、このページからの請求によって投稿にかかるIPアドレス等の開示を受けることができます。
投稿者の情報について照会したい旨を「捜査関係事項照会」のページのフォームから送信し、必要な書類を送付してから、通常約1週間から10日ほどで、爆サイ.comから投稿にかかるIPアドレス等についての回答が返ってきます。
開示を受けたIPアドレスを元に、当該投稿が投稿された際に経由したプロバイダ(インターネット・サービス・プロバイダ(ISP))を特定します。
ISPの特定には、「whois」という、IPアドレスからISPを割り出せるウェブサイトを使用します。
通常、2で特定したプロバイダは、契約者情報として当該投稿の投稿者の情報(氏名、連絡先等。これがいわゆる「発信者情報」です。)を保有しています。そこで、各プロバイダに対し、当該投稿の発信者情報について、任意での開示と保存を求めます。
開示請求や保存請求の方法及びこれらの請求への対応は、プロバイダによって異なります。
プロバイダが任意で発信者情報を開示することは多くありません(ただし、プロバイダによっては、個人情報(電話番号、メールアドレスなど)が記載された投稿については、任意で発信者情報が開示されることもあります。)。任意での開示がなされない場合、発信者情報開示請求訴訟を提起し、認容判決を得ることが必要となります。
このように、爆サイ.comで誹謗中傷等の投稿がされた場合、投稿者の特定までには各種の手続きや訴訟を行う必要があります。また、弁護士を通せば、爆サイ.comから投稿者のIPアドレスの開示を受けることは比較的容易ですが、そうでない場合には、IPアドレスの開示を受けることすら困難である可能性があります。
そのため、爆サイ.comで誹謗中傷等の投稿をした投稿者を特定したい場合、弁護士に依頼することが有効な手段であると言えます。